Loosening Atmosphere

なめくじの森で留学をするひとのぶろぐ

1ヶ月

ここにきて1ヶ月になりました.

そしてちょうど先週が初めてのフルの1週間.平日が飛ぶように過ぎていきました.まあなんとか食らいついています.何というかこの辺の土日は割と休んでしまいました。また明日から頑張らないと.

 

学期が始まってみてわかったつらいことは,大学からのバスがなかなかこない上に,混んでると乗れないことがあること.この前は40分待ったバスに乗れなくて,しかも30度超えの暑い日だったのでしんどかったです.でもこればかりは運だから仕方ないですね…

 

そういえば色々な巡り合わせで来月あたりに運転を習うことが出来そうです.そして更に車を買うあてもできました.授業についていくのもそうですが,授業の外では運転を習得することを目標にします.年末年始の休みに夫が渡米して来るので,空港にかっこよく迎えに行くのを目標にします.

戸籍姓でない姓を使おうとしたわたしのあれこれ

名字関係がとりあえず一段落したのでまとめておきます.

まず大前提としてこちらでのもろもろ(ビザなど)はパスポートの姓と一致している必要があります.私がどういう状況だったかというと

2014年1月:2月の学会のためにパスポートの更新をしなければいけないことに気がつき更新(旧姓)

 (ヨーロッパの国の中にはパスポートの残存期間が○ヶ月ないとだめ,っていう国ありますよね)

2014年3月:入籍

2014年4月:制度が変わって追記で処理するのではなくパスポートの修正が可能になったと知っていたので,旧姓併記で修正をする

 -新しい制度については

平成26年3月20日以降,「記載事項の訂正」が廃止され新方式のパスポートの発給が開始されます | 外務省

 を参照ください

 -旧姓併記,申請にはお仕事がある人なら職場の上司?の一筆が必要なようですが,

  私はささやかながら旧姓であれこれしている学生なのですがもにょもにょ,といったら

 業績を証明するものをもってこい といわれました.Oh...

 結局何を持って行ったかというとそれまで書いた論文の表紙だったり学会のプログラムだったかと思います.自分のところに線を引いて目立つようにしました.

 ここでとやかくいってもあれですが,業績がないとこれはねられるんですかね…?

 個人的な心情として業績の有無にかかわらず旧姓使いたい方はいると思いますが.

 

まあおいておいて

 

その後の手続きですが

フルブライトの手続き:パスポートの姓で,といわれたので戸籍姓で(ビザなどもありますしね)

 可能なところは旧姓を併記してもらいました

吉田育英会の手続き:こちらも戸籍姓 ただしcertificateなどは旧姓で出して頂けました

渡米前に頂くお金を受け取る銀行口座も戸籍姓でなければいけなかったので,あたらしく作りました.ちなみに旧姓併記した身分証明書をもっていても旧姓で作った口座のあれこれは出来なくなってしまいます.旧姓で活動するなら口座は残しておいた方がいい,という話を聞いたことがあったのですが,残しておいても身分証明書による本人確認が必要なことがあると(私の場合小切手の換金と高額両替)その口座に対してその操作はできなくなってしまいます.あくまで旧姓口座は黙認,なんですね.

 

その後こちらに来て

銀行口座:↑の都合で戸籍姓.ただパスポートを見せたら「どっちがいい?」と聞かれた気がするのですがどちらでもつくれるのかしら…

name changeの申請(出願時と合格をもらったときは旧姓だったので):registrarのところで書式を書いてパスポートを見せておしまい.名前変更しました,という連絡も来ました

というかんじでした.

 

私は結局お仕事関係で旧姓が使えればいいんですが,それについて聞いたら「学科でそういうふうにしてもらえばいい」とのこと.成績なんかはlegal nameで出てしまうことになるそうです.まあいいか.preferred nameを申請出来るみたいなはなしを事務手続き中にいわれたことがあったのですが,それは旧姓使用うんぬんではなくトランスジェンダーの人を対象としているものらしかったので,なるほど,とおもいました.

 

と色々面倒くさかったので,場合によっては残存期間が十分にあるのであればパスポートはそのままにしちゃうっていう人もいるのかもしれませんね.名前はパスポートで確認されるので.まあでも法律的にはたぶんよろしくないでしょうし,いざ配偶者が配偶者ビザをとってきます,みたいなことが仮におこるとしたら面倒なのではないでしょうか.

 

…とわちゃわちゃやりましたがここでは基本的にファーストネームで呼ばれるのであんまり関係ないんですけどね(事務的なことを除けば).むしろファーストネームが他の人にとって呼びにくそう・覚えにくそうなのが今はつらいです.まあこれはしかたないですね.

住んでいるところと大家さん

住むところは大学院生寮がいいなーと思っていたのですがいっぱいだといわれてしまってoff-campusの物件を探すことに相成ったわけですが,学校側でoff-campusの物件一覧も提供していてそこで見つけたのが今の部屋です.

 

前にもちらっと書きましたが日本に来たことがある方で(物件情報だとわからなかったので本当にたまたま),日本語がちょこっとだけできます.んでもってとてもとても良い方です.今住んでいるところの悪いところを一つあげるなら「学校から遠い」ことくらいです(バスを1度乗り継いでいくので45分くらいかかるらしい.ただしバスは学生証があれば乗り放題なので交通費は無料).

 

いいところをあげていくと

1. 歩いて行けるところで大抵のものが揃う

 車運転出来ない私にはこれものすごく大事です.スーパーやホームセンターみたいなところに徒歩で行けます.徒歩圏内にカフェやレストランも多数.中華料理を試しましたがなかなかよかったです.大学院生寮だと買い物のためにバスに乗らないといけないようなので,これは大きいなと思います.

 

2. 一つの住宅街になっているので安心度が高い・住民が利用出来る施設がある

 平屋がたくさん集まっているようなところに住んでいます.敷地内には庭もいくつかあって,いい天気だと歩いているだけでとても気持ちいいです.近所の人の目も光っているので変な人は来ないらしいです.あとクラブハウスなるものがありまして,プールやらジムやらhot tubやらがあるようで私も使えるらしいです.

 

3. 大家さんがめちゃくちゃいい人

 もうほんとこれです.これにつきます.前にカナダに留学していた時には台所やお風呂を共有していた人たちが…っていう感じでとてもストレスフルだったのや,細々したものはやはり揃えないといけない,というのが本当に大変だったのです.しかしこの大家さん,空港からのシャトルバスが着く場所まで車で迎えにきてくれ,かつ布団やら食器やら文房具やらちょっとした家電までそろえておいてくれていました.「あ,あのこれは自分のを買ったらお返ししたらいいんですかね」と聞くと「部屋にあるものはあなたのものだから自由に使って良いのよ」というお返事.もう助かりまくりです.大学に用事があるときにも車を出してくれたり,海にもつれていってくれたり.あと本当に癒されるのは帰った時に「お帰りなさい」っていってくれることですね.日本語で.

 今日で住み始めて1週間になるんですが,日本から持ってきてほしいものとして「お好み焼き」といわれていたので作りました.若干失敗したんですがとっても喜んで食べてくれました.それを見て私も嬉しくなりました.

 

新学期まではまだ間がありますが(とかいってたら宿題が出ました),とりあえずおうちが癒されるところなので安心です.

オリエンテーション終わり

オリエンテーションを終えました.4泊5日で最初と最後の日は移動日だったので実質オリエンテーションは3日間でした.学期が始まる時期に合わせて人が集められて場所が設定されるので,私は西海岸に留学だけれど会場は東海岸.アメリカを2度横断することになりました(日本からいくのと留学先に行くので).

 

ここで不思議な巡り合わせがあって,夏の集中講義を担当してくださった先生がオリエンテーション会場で教えてらっしゃる先生で.集中講義のときにオリエンテーションの話をしたらぜひアメリカでも会いましょう,ということになったので連絡を取って最初の日にお会いしました.研究室も見せて頂いたりして,留学にあたって不安なことなどを聞いて頂いて長旅の後でしたがほっとした時間を過ごすことが出来てよかったです.

 

オリエンテーションのほうはみっちりスケジュールが決まっていて,ビザを維持するためにはどうしたらいいのかという事務的なことから,リーダー育成ワークショップなるものまで色々やりました.リーダー育成ワークショップの前にやれと言われていた心理テストでは内向性:100%なるものをたたき出しましたが,性格タイプとしては同じ人(彼らは内向性が100%とは限らないのですが)が結構いて,話しやすさという点では確かにあたっているのかもしれないな,と思ったりしました.

 

Surviving Linguisticsの方でもそうだったのですが,やっぱりこのオリエンテーションでも強調されてたのが「advisorのところに積極的に行け」だったので,なるほどやっぱりそうなのかと思う一方,やっぱり私はそういうの苦手なので苦手だからこそ意識して行かないと落ちこぼれそうだな,と思いました.

 

あとは同じ留学生同士でも私はやっぱり圧倒的に英語がだめです.そんなこともいってられないのでがんばらないといけないですが.間違えるのを恐れて出来るだけしゃべらないで生きていこうとしていたのがここであだになっている気もします.冷静になって聞いているとやっぱり間違っていてもコミュニケーションは取れているし,発音だって同じようなものだから,私はもう少し気にせずに話してまず人と話す機会を多く作らないといけないなあと実感しました.…といっても話が合う人でないと話すこともないし疲れるし….むつかしいですね.

 

これは留学先にいく飛行機の中でぽちぽち打っているのですが,この飛行機が2便両方ともおくれて,着いた先でのるシャトルバスに間に合わないかもしれないと半泣きになっていることを空港で家主(シャトルバスの着くホテルまで迎えにきてくれる)に連絡したら,片言の日本語で「バスがなくなったら迎えに行く.がんばって!」という旨のメールが来て救われました.おうちも良いところを選べたのかな,と思います.

 

オリエンテーションではカルチャーショックを感じまくって既に落ち込み気味ですが,大事なのはこれからなので背筋を伸ばして頑張りたいところですね.今のところハネムーン期を全く感じないけれど,私の場合は授業とかの点でそういうことを感じそうです.

 

 

という記事をこれを書いた2日後にあげるという怠惰さ(疲れてしまってほとんどしんでいたのです).実際は無事についてとても穏やかに過ごしています.家主がとってもとってもいい人なのとおうちが大学から遠いけれどもすごく良い条件がそろったところなので大満足です.これについてはまた後ほど.

 

…後ほどがおおいな.ちゃんと処理しないと.

渡米しました

とりあえず無事にアメリカに入国出来ました.今はシアトルで乗り継ぎ待ちです.

入国審査が今まで経験した中で最速で終わりました.ほんとびっくりするほどはやかった.

 

飛行機に乗るまではつらかったですが,乗ったら開き直れた気がします(夫や他の人たちと別れる寂しさに関しては).ほぼ無心でうとうとを繰り返しながらここまでつきました.またもう一度乗り継ぎを経てオリエンテーションが行われるヴァージニアのリッチモンドに向かいます.

 

留学準備の記事でまだ書いておきたいことがいくつかあったのですがそれは後々あげることにでもします.暇だから今書けばいいといえばそうなのですが.

Surviving Linguistics

私も人から勧められて,さらに頂いて読んだ本なのですが

Surviving Linguistics: A Guide for Graduate Students

 

とりあえず全部目を通して良書だなあ,と思いました.修士に入る前に読みたかったです(まあ今回アメリカで修士をやり直す感じになるので今も修士をやる前といえばそうなのかもしれませんが…).

 

大学院選びからjob huntingまで一通り紹介されています.もう私は学会とか一応経験しているわけですが,そうそう!とか思いながら読んだ部分もあったりしました.

 

この本が良いなあ,と思うのは著者の方の目線が学生に近いところですね.印象に残ったのは「『この一週間進捗ダメです』も習慣になりさえしなければ,アリ」というのだったり.学会発表なども「やっぱり人前で話すのはつらいよね」みたいな感じで語られていたりしてチキンなわたしにはすごく良い本でした.

 

中でも本当に何度も繰り返されているのは「人(指導教官・その他教員・同期・先輩)に聞け」ですね.私はこれが本当に苦手なのですが,幸い留学先は良い人が多いように思います(open houseのみの印象ですが).いつか自分が答えを返す側になれるように,上手く人のアドバイスをあおぎながら院生生活を進められたらいいな,と思います.

留学までのおおまかなスケジュール

こういうのは古い情報を見てもあまり変わらないのでしょうし国や分野によって時期が変わってあてにならないかもしれませんが,一応おいておきます.2014年9月からの留学,専門は言語学としてのスケジュールです.

 

・2013年4月

 フルブライト奨学金のプレエントリー開始

 アメリカに留学を考えている特に文系の方は対象となるであろう奨学金です.

 プレエントリーの時点で要求される語学試験の点は低いですが受けておく必要はあります.

 

・2013年6月

 この辺りでTOEFLやIELTS, GREなどを色々受けていました.

 出来が悪いので試験貧乏になりました.つらかったです.

 

・2013年7月

 奨学金の書類審査のための書類作り

 ここで3人推薦者を選ぶ必要や志望校候補を書く必要が出てきます.

 出願にも必要な要素なのでこの時点で先生方にこれからたくさん書類を書いて頂きたいのですが宜しいでしょうか,とお伺いを立てておくと冬以降やりやすいと思います.

 推薦者の先生方に予め下書きでも応募書類などを1ヶ月くらい前にお渡しすること考えるとカツカツになりますね.

 修論中間発表

 やっぱり一番つらいのが修論との両立ですがとりあえずがんばりました.

 

・2013年8月

 私はカナダの大学も志望校に入れたかったので,そこにも使える奨学金を探して

 吉田育英会の海外派遣プログラムにも応募することにしました.

 こちらは書類は日本語,留学先の国の制限もありません.

 

・2013年10月

 フルブライトの面接

 学振が散々たる結果で終わる

  上の面接の次の日かそこらにわかって絶望でした

 

・2013年11月

 吉田育英会の面接

 結局面接を受けた二つの奨学金から採用内定を頂いてあとはどうにか合格をとらないといけないかたちに.

 

・2013年12月

 修論提出

 12月中旬締め切りの大学に出願

 ここが重なってもう半泣きというか泣いてました.ネイティブチェックは帰って来ないし.

 あとなぜかここで2月に発表がある学会のアブストラクトを書いたりもしていました.

 修論はwriting sampleとしても使うものなので色々重かったです.

 修論を書いた後,冬休みに1月締め切りの大学についてもほとんど出願を終わらせてしまいました.

 出願したのは合計8校です.ここで出願貧乏になりました

 

・2014年1月

 1月締め切りの大学に出願

 あとは下旬くらいからぽつぽつとskypeで面接してくれないか,というメールがきて面接をしました.

 スピーキングがてんでだめなのでつらかったです.

 この辺りくらいから朝起きてメールをチェックしてため息をつく日が続きます

 

・2014年2月

 はじめて合格通知をもらう

 朝メールチェックをしたら,Skypeできないか?というメールがすでに面接をした大学から入っていて,その通話で合格を教えて頂きました.ついでにopen houseの情報も.

 はじめて来たちゃんとした結果がこれでよかったです.

 なぜなら

 修論口頭試問

 これが次の日だったからです.なんとか終えました.そこからの

 イタリアでの学会

 口頭試問終えた足で空港です.滞在中にいくつかお祈り頂きましたが発表後でよかったです.

 空気をよんでもらえてよかった.

 

・2014年3月

 もうだめだとおもっていたもう1校から合格通知.

 何かの手違いで連絡が遅れていたらしいです.ここで2校の板挟みに.

 この大学も大学訪問をすることを勧める,といってくれたので行くことに.

 この大学は特に決まった日程を設けているわけではなかったので,1校目のあとに行きたいと思ったけれど春休みで人がいないとのこと…

 仕方なく4月に改めていくことにしました.

 

 入籍する

 苗字うんぬんについてはまた別にちゃんと書きたいですね

 

 1校目の大学訪問

 結局ここに進学することにしたのですが,よくオーガナイズされた数日間を過ごしました.

 

 修了式

 どうでもいいですがここで修了式が入りました.とりあえず修士がとれました.

 

・2014年4月

 2校目の大学訪問

 ここは先にも書きましたが日程がびしっとあるわけではないので,私のために組んでもらったスケジュールで動きました.

 このあたりで色々迷い出して困りました.

 今やっている分野をとるなら,2校目.総合的なバランスをとるなら1校目.

 

 進学の意思表示

 色々な人に相談して,1校目に進学することを決めました.

 やはりこれから今の興味が変わらない保証はないかな,と思ったからです.

 あとはやっぱりみっちり教育してくれそうなのが1校目でした.

 

・2014年5月

 大学院生寮に出願する

 一番安全かなあ,とおもったので..後々移るにしても1年目はそれでいいかなあと.

 

・2014年7月

 院生寮は補欠だよ というお知らせがきて絶望する

 自分で家探しをしなくてはいけなくなりました

 

・2014年8月

 下宿先を決める

 大学がoff-campusの物件リストを出していたので,そこから良さそうなところを選んで連絡を取り始めました.

 なかなかこの時期でも9月はじまり,というのはなくて(即入居可がおおかった)

 余分な家賃を払う余裕がない私にはあまり選択肢がなかったです.

 でもとっても日本と日本人が好きな大家さんのおうちに住まわせてもらうことになりました.

 

 ビザをとりにいく

 来週いきます.

 まあビザ関係以降は別にまとめたいですね.

 

 

まとめると:

・語学試験とGRE修論のことも考えて早めに受けておくといいですがお金がめちゃくちゃかかります

・出願にもお金がかかります.受験料自体は日本の大学の受験料よりましですが,各種試験の成績を請求したり郵送したりするとどんどんお金が飛んでいきます.

修論は計画的に進めないと死にます 人間が死にます

 

細かいことはまたおいおい.

なんでこれを最初に書いたかというとやっぱり出願する時に他の人が何してるかって知りたかったからですね.